ヒカリの研究開発は、センシングをベースに委託研究開発を行っています。
お客様の要求を実現するため、機器選定からアプリケーションとアルゴリズムの開発を行い、システムを構築します。
また、より要求にマッチングさせるためハードウェアの開発も行っています。
Development
Product.01
BlueFinder Neo
用途別に多種多様な種類のカメラと組み合わせることのできるFA向けの汎用画像処理装置です。
本体に搭載された開発環境によりポインティングデバイスを使って、様々な画像処理コマンドやパラメータ設定を選択していくことで画像処理プログラムを作成できます。
Product.02
3Dカメラ
パターン投影を用いた3次元カメラです。画像処理をハードウェアで実行しており、最速0.1秒で高さ画像を取得できます。
カメラとパターン投影用プロジェクタのレイアウトが可変なので、限られたスペースにも設置することができます。撮影した3D画像を用いたアプリケーションも、カスタムで開発することが可能です。
Product.03
IRカメラ
赤外線を検出するカメラを接続したFA向け画像処理装置です。人の目では認識できない赤外線を検知し、撮像物体の温度を検知することができます。
撮像物体が発する赤外線量の違いを画像処理と組み合わせることで温度検査や水分検知などをインライン検査することができます。
Product.04
MAC(マルチアンテナコントローラ)
コンベアで搬送される対象物(アンテナ)に対して、仕事(画像の検査、接着剤の塗布など)をするタイミングを制御するための装置です。
FPGAを搭載した完全オリジナルな高速同期制御コントローラです。プログラムの再構築が容易に行えるため、様々なシチュエーションや接続機器を選ばず、汎用性は無限と言えます。
Case.01
サンプリングモアレカメラ
XY変位を遠隔から1台のカメラで最大16点の同時計測ができます。
高速な撮影(最大500fps)を、カメラ内に内蔵しているFPGAの画像解析により、瞬間的な変位としてリアルタイムで捉えることができます。ユーザが望む用途に合わせてアプリケーション開発を行うことも可能です。
Case.02
SATREPS
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム
(SATREPS)の「タイ国におけるレジリエンスの強化のための道路と橋梁のライフタイムマネジメント技術の開発」に参加しています。
橋梁の状態を把握する技術開発だけでなく、ユーザに使いやすい計測システムも開発しています。
Case.03
積層造形部品開発の効率化のための基盤技術開発事業
NEDOの「積層造形部品開発の効率化のための基盤技術開発事業」において、汎用型モニタリング装置の開発を担当しました。
FA関連商品の3Dカメラをベースに積層造形面をモニタリングし、その情報から表面性状パラメータを求めるシステム開発を行いました。
※NEDOとは・・・持続可能な社会の実現に必要な研究開発の推進を通じて、イノベーションを創出する、国立研究開発法人。リスクが高い革新的な技術の開発や実証を行い、成果の社会実装を促進する「イノベーション・アクセラレーター」として、社会課題の解決を目指している。